Sam Powell

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BSE検査縮小へ

 飼育中に死亡した牛に対する牛海綿状脳症(BSE)の検査について、農林水産省がその規模を縮小する方向で検討に入ったそうです。

 現在と畜処分以外で牛が死亡した場合、月齢が48ヶ月以上であるか、または起立不能等BSEが疑われる症状があれば検査をする事になっています。検査費用は1頭当たり約1万円で、全て国が負担、つまり税金でまかなわれています。2017年度は約66000頭だったと言う事ですから、検査費用はほぼ7億円。

 同省は検査の基準を現行の月齢48ヶ月以上から、96ヶ月以上に引き上げたい考えで、実現すれば検査頭数は約1/3になります。

 BSEは脳がスポンジ状になってしまう病気で、かつては狂牛病と呼ばれていました。原因は完全には解明されておらず、治療法も確立されていません。イギリスで1986年に初めて確認され、その時は370万頭の牛が殺処分されました。日本では2001年に千葉で確認され、その後神奈川や北海道、熊本でも確認され深刻な社会問題となりました。

 しかし、国内で最後にBSEが確認されてから9年が経過しており、検査の基準を緩和しても問題ないと判断したものです。



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