ペットボトル症候群は急性糖尿病の一つ

 「ペットボトル症候群」と呼ばれる急性の糖尿病の一種でがあります。これは、夏場などに糖分を多く含む清涼飲料水や缶コーヒー、ジュース等を大量に飲むこ事で血糖値が急上昇する症状で、最悪の場合こん睡状態に陥って救急車で運ばれるケースがあるといいます。10代~30代の男性に多いそうです。

 ペットボトル症候群は、大量の糖が一気に体内に入る事で、一時的にインスリン不足に陥り、血糖値が急上昇することで起こります。
 一般に販売されている炭酸飲料の多くは、約10%程度の糖分を含んでおり、500ミリリットルのドリンクならば糖分は50グラム。これは角砂糖(1個4グラム)に換算すると、12個以上が入っている計算になります。健康飲料と言われるスポーツドリンクでも、角砂糖7~8個分が含まれている物があるのです。スポーツ時や夏場等、喉の渇きに応じて短時間に1リットルほど、人によっては毎日2~3リットルを飲む人がいますが、これは危険と言わざるを得ません。

 また、ペットボトル症候群のような極端なケースでなくとも、習慣的に清涼飲料水を多く飲んでいると、「尿の量が増え、トイレに行く回数が増える」、「やたらとのどが渇く」などの症状が出ることがあり、そのためにさらに清涼飲料水を飲む悪循環が起こり、血糖値が加速的に上昇してしまうことになります。

 特に10歳~30歳くらいの少し太り気味の男性で、「糖尿病予備群と言われたことがある」、「身内に糖尿病の人がいる」人は、清涼飲料水の飲み過ぎには注意が必要です。